ストーリー
◆ストーリー
――――古しえの昔、伝説の勇者ロトあり。
ロトの血を引きし若者、暗闇の支配者・竜王を倒し、アレフガルドを救う。
その若者、ローラ姫なる女性を連れ、この地に来たる。
この2人こそ、ローレシアをつくりたる者なり――――
これは、ここローレシアの国に古くから伝わる言いつたえです。
ローラ姫は、その後、3人の子をもうけ、兄王子には、ここローレシアを。
弟王子には、サマルトリアの地を。
妹王女には、ムーンブルクの地を与えました。
こうして、ロトの血筋に結ばれた、3つの国には、100年の平和が続いたのでした。
ところが、ある日、ここローレシアのお城にひとりの傷ついた兵士が、たどりついたのです。
「ローレシアの王!
大神官ハーゴンの軍団が、我がムーンブルクのお城を……!
ハーゴンはまがまがしい神を 暗闇から呼び出し、世界を破滅させるつもりです。
こ、このままでは、や、やがて、サマルトリアも ローレシアも……
う……、うぐっ!」
それだけ言うと、兵士は、息を引き取りました。
邪神の使徒・大神官ハーゴン! 彼のため平和が、乱されようとしているのです。
ローレシア国王は、若き王子に命じました。
「王子よ。そなたもまた、勇者ロトの血を引きし者。
その勇気と力で、邪教の教祖・大神官ハーゴンを打ち滅ぼしてまいれっ。
サマルトリアとムーンブルクには、おなじロトの地をわけた者がいるはず。
彼らを見つけ、仲間にするがよい。
ゆけ、王子よ!」
そう、ローレシアの若き王子、それが、あなたです。
あなたの旅は、再び、はじまったのです。